【80万円】ビッグホーンのエンジン故障から載せ替えるまでの修理記録

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車は故障するもの

旧車の運命とでも言えるのでしょうか、我が家のビッグホーンもついに大きな故障が来ました。

なんとエンジンブローで自走不可になってしまったのです。

今回はエンジンを載せ替えることでなんとか復活しましたが、その軌跡を時系列でカンタンに紹介しておきます。

というか備忘録です

ちなみに技術的な話はしていません。

全て個人の見解ですので、「こうだったんじゃないか」「○○なのではないか」という問い合わせ等は受け付けていません。

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2019年1月30日、自走不可になる

用賀PAで積載車に運ばれる様子

用賀PAで積載車に運ばれる様子

その日は平日休みを取り、いすゞプラザを見学していました。

そのまま東京に帰ることにして東名高速道路を走行中、エンジンの吹け上がりの悪さを確認。

違和感を覚え、東京料金所を通過したあたりでエンジンから異音

自走できるうちに急いで用賀PAに退避。

エンジンからカンカン音が聞こえる

エンジンルームを開けてみると、「カンカンカンカン」と異音がするのを確認。

焼付きの可能性があると言われエンジン停止、JAFを呼ぶ。

30分程でJAFが到着し、もう一度確認してもらう。

そこでの診断も変わらず、「エンジンが焼き付いている」とのことで自走は不可と判断される。

そのままJAFに運んでもらうと費用がかかるため、東京海上日動のロードサービスを呼ぶことにしました。

オイルチェックランプ点いてなかったのに…

補足:レッカー移動するなら保険会社に確認した方がいい

車のトラブルで冷静さを失うあまり、無料で使えるレッカーを活用できないことがあります。

民間の自動車保険に入っている場合、大体がロードサービスが付帯しています。

保険の等級に関係なく車両のトラブルに対応してもらえるので、車がトラブった時はまず保険会社に相談するといいと思います。

僕は今回起きたビッグホーンのエンジントラブルで支払ったレッカー代や交通費は一切ありませんでした。

その日はタクシーで帰る

結局その日は車が使えないということで、東京海上日動のロードサービスを使ってタクシーで帰宅。

領収書をもらっておけば後で精算してもらえるので便利です。

1月31日、整備工場に入庫

積載車に載るビッグホーン

積載車に載るビッグホーン

ビッグホーンがエンジントラブルを起こしたのは前日の21時頃。

その日はいつもお世話になっている埼玉の整備工場はしまっているため、車はレッカー会社に一晩保管してもらいました。

日付が変わった1月31日、朝イチで電話をしてビッグホーンが故障した旨を連絡。

その日のうちに整備工場とレッカー会社が連絡を取り合って、無事にビッグホーンは用賀から埼玉まで搬送されました。

初診の結論は「悪くない」

そして31日、少し様子を見てくれた整備工場から連絡。

不具合に気づくのが早く、初動対応が良かったからエンジンは致命的な焼付きは起こしていないと言われる。

フラッシングオイルを入れて様子を見れば直るかもしれないとのこと。

しかしオイルはすでに空になっており、もう少し走っていたら完全に焼き付いていたでしょうとのこと。

もうしばらく様子を見てまた連絡すると言われ、その日の対応は終了。

2月6日、再び整備工場から連絡

奥に見えるのは僕のビークロス

奥に見えるのは僕のビークロス

それから5〜6日ほど経ち、再び整備工場から連絡。

先日は悪くないと話したが、想像以上にエンジンの状態が悪いとのこと。

なんで、、、

メタルと呼ばれる部品まで損傷が広がっているらしく、基本的にはオーバーホールか廃車という選択肢になると伝えられる。

費用はオーバーホールなら100万円以上、廃車となっても当然下取り価格は0円と言われ、一旦保留すると話し電話を切ることにしました。

この時点での僕の感想

この時点で僕に与えられた選択肢は「オーバーホール・他のビッグホーンに乗り換え・廃車」の3つ。

まず先にないと思ったのが、廃車。

エンジン以外の部品は好調だったので、廃車にするのは嫌だと思いました。

次に嫌だったのが他のビッグホーンへの乗り換え。

そんなことするくらいなら別の車を買うと思いました。

となるとオーバーホールしかないのですが、きちんと3,000〜5,000キロでオイル交換をしてきた車のエンジンが突然焼き付くってことに疑問が。

5,000キロ目前でオイルが空になるってことは、オーバーホールをしても意味がないのではと考えました。

2月7日、エンジン載せ替えを決意

一晩悩んだものの、まずはとにかくオーバーホールをできる工場を探すことから始めないといけないと気づく。

オーナー界隈で評判のいい整備工場に修理を打診すると、快諾。

しかし、定期的にエンジンオイルを交換している車のエンジンが焼き付くことに疑問が残ると言われる。

やっぱり

添加剤を入れていないとなると、そもそも別の箇所がダメな可能性があると指摘される。

そうなるとオーバーホールをしても同じことを繰り返すだけだから、中古エンジンを見つけて載せ替えることを提案される。

そこでたまたまヤフオクに程度の良い6VE1エンジンが出品されていたため、内容を確認してもらう。

ヤフオクで買った中古の6VE1エンジン

ヤフオクで買った中古の6VE1エンジン

年式こそ違えど取り付けられる可能性が高いこと、エンジンの状態も悪くないことから、オーバーホールより良くなる確率が高いと言われ、載せ替えを決意。

その日のうちにエンジンを落札しました。

2月8日、入庫日が決まる

怒涛の勢いで進むビッグホーンの再起計画ですが、先方の工場の作業スペースを確保することが先決。

今入庫している車が2月中に整備が終わるとのことで、3月になったら作業開始できると言われる。

2月中は今預けている整備工場で引き続き預かってもらえないかと相談する。

そしてエンジンだけ転院先に届けてもらい、作業スペースが空き次第載せ替えをしてもらうことになる。

結局1ヶ月以上も預かってもらいました。ありがとうございます。

3月12日、転院

二次搬送で運ばれるビッグホーン

二次搬送で運ばれるビッグホーン

故障から1ヶ月以上が経過し、ようやく転院。

再び自動車保険のロードサービスを使い積載車で運んでもらう。

補足:ロードサービスは何度か使える

自動車保険のロードサービスは何度も使えます。

1回目に運搬してもらった工場で修理不可となった場合、「二次搬送」として別の修理工場まで積載車が使えるのです。

ちなみに、積算の距離数が決められていて、その範囲内なら無料で何度も使えます。

移動が必要となったらまず保険会社に相談するようにしましょう。

自動車保険は本当に大事でしょう!

4月6日、修理完了

引取の瞬間

引取の瞬間

故障から2ヶ月、ようやく修理完了。ちなみに主な修理内容はエンジンの載せ替えです。

中古エンジンを再整備し、エンジンをおろしたついでに交換しておいた方が楽なパーツを一気に交換したというもの。

まぁせっかくだしエンジン降ろしてる間にタイベルとかその辺は変えておきたいよねってことでこうなりました。

オーバーホールだと時間がかかるため、中古エンジンに載せ替えた判断は正解でした。

半年や1年かかっても仕方ない修理が2ヶ月で終わったので、この判断で良かったと思っています。

部品はいすゞに頼んでから全て数日で揃ったので、これからいすゞの乗用車を買う人はあまり心配しなくていいと思います。

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一連の騒動を終えて

エンジン載せ替えが終わったビッグホーン

エンジン載せ替えが終わったビッグホーン

これがビッグホーンが故障してから再起するまでの大まかな流れです。

かかった時間は約2ヶ月、修理の費用は約80万円でした。

修理の期間が短く済んだのは、ちょうど状態の良い中古エンジンがあったから。

あとは知識が豊富な人たちのバックアップがあったってのが大きいと思います。

普段馴染みにしてる修理工場から、「修理できない」って言われたらほとんどの人が廃車を選択するでしょう。

でも、最終的に修理を請け負ってくれた修理工場の方は「オーナーが諦めない限りは乗れる」と言っていました。

僕は今回の件を通して、まさにその通りだなと実感。

どれだけ状況が悪かったとしても、車体が無事ならなんとか直すことはできるのです。

古い車だしどこかで諦めは必要かもしれないけど、故障が原因で車を降りるのは嫌だなぁと思っていたので修理の選択に後悔はありません。

「またいつ壊れるかわからない」「かけた修理代が無駄になる可能性がある」と言われますが、だとしてもそれはそれ。

「気に入ってる車が壊れたから直した」それだけのことだと思ってます。

そもそもクセのある車を所有する時点で多少の苦労や出費は想定済み。

常に修理代は貯めておくのが旧車の維持方法ではないかと思っています。

エンジンブローした時点でも慌てず、先に起きることの予測と出費に対応できるかどうかだけを考えていたため、最短時間で公道復帰ができたことを嬉しく思います。

これからも色々ぶっ壊れるだろうけど、その時も「乗りたい」って思える間は修理していきます。

やっぱり駐車場に自分の車が停まってると嬉しいものですね。

 

追記

その後ビッグホーンは、ビークロスの維持に集中したいという目的のために手放しました。

しかし車の状態が良いこと、エンジンを載せ替えるほど大事にされていたことを高く評価してくださる方に出会え、その方の元へと旅立っていきました。

あのまま廃車にしてしまったら、貴重なビッグホーンを1台捨ててしまうことになっていたので、今でもどこかで走ってくれているのは嬉しい限りです。

この記事を書いた人
くるまりこちゃん編集部

本サイトにある全ての記事は、自動車売買の経験が豊富なメンバーが監修、執筆を行っています。実際に現役ディーラーマンをメンバーに加え、実話を交えて車の買い替えに関する情報をご紹介しています。

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