MacとiPhoneが自動でコピーした内容を共有する「ユニバーサルクリップボード」が超ウザイ

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日記
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余計なお世話すぎる

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僕の仕事はWebライターなので、当然仕事と言えばパソコンで文章を打ちます。その中でもcommand+Cとcommand+Vは最もよく使う機能の1つです。(コピペのことです)

今日もいつものように仕事をしていて、必要な文章をコピーしていました。で、合間にiPhoneでInstagramを投稿をしていたのですが、その時いつも使うハッシュタグをコピーしたんです。

投稿も終わり仕事に戻って、さっきの作業の続きをしようと思いcommand+Vでペーストしたら、さっきiPhoneでコピーした文章がペーストされたんですよ。

作成中の記事に突如現れる「#曲げわっぱ#曲げわっぱ弁当…」最初は、え?なんで?くらいにしか思わなかったんですが、これってどうやらMacの新機能みたいなんです。

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わかりやすく図にしてみた

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超わかりやすい図にしてみました。つまり、iPhoneとMacでコピーした内容を共有しちゃうよ!っていう機能みたいです。

ユニバーサルクリップボードって機能らしい

で、この超余計なお世話感満載な機能ですがどうやら「ユニバーサルクリップボード」と呼ばれるものみたいです。下記の条件を満たしているiPhoneとMacの間で自動設定されるそうです。

  • MacのOSが「macOS Sierra」
  • iPhoneのOSが「iOS 10」
  • 同一のWi-Fi環境下にいる
  • 同一のiCloudにログインしている
  • BluetoothがONになっている

この条件をクリアしていると、ユニバーサルクリップボードが機能します。iPhoneに限らずiPadでもMacBook同士でも使えるみたいです。

この機能超ウザい

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でもこれ、めちゃくちゃウザくないですか?ネットを見てると「便利!」と好意的な書き込みが多いのですが、どう考えてもうざい。MacとiPhoneを同一デバイスと考えて、外ではiPhone家(職場)ではMacという人には便利なのかもしれませんが、MacとiPhoneを切り離して考えている人にはだいぶ厄介な機能です。

大体MacとiPhoneって使用用途まったくかぶらないじゃないですか。iPhoneはネットサーフィンとかSNSくらいにしか使わないし、そんなに長文もコピーしないですよね。対するMacはガッツリ仕事に使うわけだし、コピーする内容もわりと長文だと思うんですよね。そこにこの機能の登場はどう考えてもうざい。

しかも動作が遅くなる

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しかもこのユニバーサルクリップボード、使うと動作がめちゃくちゃ遅くなるんです。パッとペーストしようと思っても、こんな感じでグルグルとしばらくお待ち下さい表示が現れてなかなかペーストされません。

その上結構失敗することが多く、なかなか中途半端で使いこなすにも非常に微妙な機能なんですよね。

ほんと、なんの意味があるのかさっぱりわからない機能なので、オフにしたいと思ったのですが問題が発覚。

ユニバーサルクリップボードはHandoff機能の一部だった

なんとこのユニバーサルクリップボード、単体ではオフにできない設定になっていたのです。 実はユニバーサルクリップボードはHandoff機能の一部になっており、これをオフにするということはHandoff機能をまるごと切ってしまうことを意味するのです。

Handoff機能って?

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Handoff機能とは、Macでしている操作をiPhoneで引き継ぐ、iPhoneでしている操作をMacで引き継ぐという地味に便利な機能のことです。例えば、会社に向かう電車の中でiPhoneを使って見ていたページの続きを、会社のMacから見ることができます。

iPhoneで作業途中になっているものがあると、画像のようにMacのDocにそのアプリケーションが表示されるのです。逆に、Macを作業途中のままでiPhoneを見ると、ロック画面の左下にさっきまでMacで使っていたアプリが表示されます。

対象機能は結構あって、SafariやChromeなどのウェブブラウザやメールソフトが該当します。iPhoneで書きかけのメールの続きをMacで書いて送信、なんてこともできるのでHandoff機能は手放せません。

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困った

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正直に、困りました。ユニバーサルクリップボードはすごいうざいけど、Handoff機能は捨てられません。全部を捨てるか全部と共存していくかしか道はないみたいです。僕は、ユニバーサルクリップボードのウザさとHandoff機能の便利さを天秤にかけて、結局このウザいユニバーサルクリップボードと共存していくことにしました…。

Handoff機能をオフにしたい人

しかしせっかくここまでお付き合い頂いている人を返すわけにはいかないので、Handoff機能をオフにする方法を記載しておきます。ここまで読んでもユニバーサルクリップボードがウザいという人は参考にしてください。

Macの設定

  1. 左上りんごマーク「システム環境設定を開く」
  2. 「一般」を開く
  3. 「このMacとiCloudデバイス間でのHandoffを許可」のチェックを外す

 

iPhone/iPadの設定

  1. 「設定を開く」
  2. 「一般」を開く
  3. 「Handoff」
  4. Handoffを切る

Appleに期待してます

どうか次のアップデートでユニバーサルクリップボードの動作を格段に向上させるか、それができないのであればユニバーサルクリップボードを単体でオフにできるようにしてください。本当に使いにくいですこれ。

というわけで、結局最終的には諦めました。職場ではiPhoneのWi-Fiをオフにして、通信を使いたい時だけWi-Fiを入れるというすごいめんどくさい使い方をしています。たまに、「あ!こういうときこそあの機能使お!」と思ってMacでコピーしてiPhoneでペーストすると間違いなく失敗します。マジでなんなんだ…

【追記】この記事を書いてから5年が経って

2017年のユニバーサルクリップボード実装時は非常にクソな機能であったため、僕はこのブログを書きました。

しかし2022年時点では非常に便利な機能になっています。タイムラグも少ないしMacでコピーしたものをiPhoneでペーストできる(逆も然り)のは地味に便利です。

しかしたまにうまくいかないし、少しモタツクのも事実。未だに「ユニバーサルクリップボード オフ」と検索される方が多いので、最新のiOSでHandoffを切る方法を画像付きで紹介しておきます。

誰かの役に立ちますように

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