画像多めで紹介します
あけましておめでとうございます。
2017年もあけてしまって10日ほど経ちますが、今年初ブログです。今年の年末年始は長期で仕事の休みが取れたので、実家には帰らず、福島市にある土湯温泉に行ってきました!
冬の福島で雪見風呂というシチュエーションにあこがれて、もう2016年も終わりそうな12月30日に急遽旅館を予約しました。
1月の福島は市街地こそ雪は降らないものの、山間部は急な積雪や路面凍結が十分ありえます。チェーン規制でもかかってしまったときには、もう土湯温泉に自家用車でたどり着くことは不可能です。
冬の東北地方には、当たり前ですがスタッドレスタイヤは必須アイテムですね!
と言いつつ、スタッドレスタイヤを用意していなかったため、12月29日(前日!)に無理やり装着しましたw
本当ギリギリで手に入って良かったです。スタッドレスタイヤが手に入らなかったらレンタカーを借りるしかないのですが、こんな年末にいきなり予約が取れるところなんてありません。年末年始の旅行の計画は早めに立てましょう。
今回は観光しながら向かう
東京都内から福島県にある土湯温泉まではおよそ300キロ。東北自動車道を通っても3時間30分はかかります。山水荘のチェックイン時間は15時にしてあるので、遅くとも昼前には出発しなければいけない計算です。
しかし、毎年のことですが年末年始は道路が荒れます。日頃運転をしない方達が傍若無人な運転をするため非常に危険です。焦って運転して変な事故に巻き込まれるのも嫌なので、早朝7時に東京を出ます。道中、色々な観光を兼ねてゆっくり行きたいと思ったのです。
佐野ラーメン発見
というわけで東北自動車道をゆっくり北上しながら、見つけたサービスエリアは全て寄るというマイルールを設けてみました。幾つかのサービスエリアをぶらぶらした後、朝食は佐野SAでとることにしました。
というのも、佐野ラーメンが食べたかったからです。あっさり目の醤油スープに縮れた麺がよく絡んで、朝食にぴったりなラーメンでした!
十割そば会発見
佐野SAでラーメンを食べた後は、那須ガーデンアウトレットに立ち寄りました。元旦とはいえ結構混雑しており、最寄りのインターから那須ガーデンアウトレットまではずっと渋滞していました。
ちょうど1週間後に御殿場プレミアムアウトレットに行く予定があったので、ここでは買い物は我慢しました。結局、那須ガーデンアウトレットで欲しかった商品が御殿場プレミアムアウトレットには売っていなくて後悔しましたがw
そんな感じで下道に降りてゆっくり走っていたところ、郡山に入ったあたりで十割そばの店を発見!十割そば会という、福島でチェーン展開をしている蕎麦屋さんだそうです。
十割そばが一杯500円程度、定食でも千円程度となかなか安めの設定でした。山水荘での夕食の時間が確か早いような気がしたので、ここは軽めにいこうとかき揚げ蕎麦を選択。結構かき揚げがガッツリ来ましたw
1月の土湯バイパスは雪がない
郡山で昼食をとった後は、いよいよ土湯温泉を目指します。土湯温泉へ向かうためには土湯バイパスを使うのですが、個人的には一面の銀世界を想像していました。
ところが現実は全然そうでなくて、雪は路肩にちょこっと積もっている程度。地元の人曰く「ここ10年はそんなに雪が降っていない」ということでした。温暖化の影響ですかね。
雪見風呂への期待は打ち砕かれました。まぁ事前リサーチが足りない自分が悪いんですが。でも、夜は路面凍結するそうなので、やっぱりスタッドレスタイヤは必須ですね。あと、ビッグホーンはTODを4駆にすることをお忘れなく。(あとでめっちゃ怖い目に遭いました)
着いたぜ山水荘!
そんなわけで、予定通り15時ピッタリに土湯温泉・山水荘へ到着しました!入り口に車を停めたら従業員の方が出迎えてくれて、荷物を下ろしたら車のキーを預けるスタイルです。
元旦なので鏡餅が出迎えてくれました!一人暮らしでは、正月を感じる飾り物など置かないので、こういうところで元旦を迎えるのはとても風情がありますね。早速満足感のあるアイテムでした!
ちなみに、鏡餅の後ろにはこけしがいました。土湯温泉は有名なこけしの生産地だそうです。町中にも幾つかこけしのお店があるそうですが、さすがに元旦なのでお休みでした。
升酒までいました!なんと無料で飲んでいいそうです。お正月ですね〜
早速いただきました。旅館に到着早々お酒が飲めるなんて、最高の2017年の幕開けでしたw
早速露天風呂に入る
片道300キロの運転はやっぱり疲れます。早速露天風呂に浸かりに行きます。ちなみに、これは山水荘一番の名物、太子の湯だそうです。山水荘の3階にある太子の湯は、目の前の滝や川を見ながらゆっくり入浴できる露天風呂です。
公式サイトの画像では雪が降っていたので、条件さえ合えば雪見風呂もできるのでしょう。あいにくこの日は晴れでした。。。
手前が桶風呂、奥が石風呂でした。チェックインの15時〜18時までが混浴、19時〜23時が女性専用、翌朝5時〜10時が混浴というスケジュールです。僕はチェックイン直後に行ったため、誰もいなくて貸し切り状態でした!
やっぱり温泉旅館はチェックイン開始時間に行くのがおすすめです。みんな市内観光の後にチェックインするので、17時以降が混み合います。(経験上)
ビジネスホテルならともかく、良い旅館を予約したら旅行の1日目は旅館を全力で楽しむべきですね!そんなわけで、山水荘名物・太子の湯をしっかり満喫しました。
じゃらんでも使えそうな写真が撮れました◎
お湯の温度はぬるめで長く浸かれそうでしたよ〜
※当たり前ですが、他に入浴している方がいるときは撮影は控えましょう。
土湯温泉散策をする
露天風呂を上がってもまだ16時30分、夕食の18時30分までは全然時間があります。部屋でゆっくりしても良かったのですが、部屋には何もないので土湯温泉を散策してみることにしました。
さすがこけしの街。巨大なこけしが橋の両サイドに合計4体います。多分3メートル以上あります。明るいうちならまだしも、薄暗いと表情も含めて怖いですねw
街の全貌。
土湯温泉は、土湯バイパスから逸れて少し奥地にあります。街全体はとても小さく、手前に観光協会と数件のお店、奥に山水荘を始めとする温泉旅館が立ち並んでいるという構成です。
街の真ん中には川が流れていて、その川を見ながら入浴できる温泉旅館が多い印象でした。僕は唯一営業しているお店で温泉たまごを購入し、旅館近くの老夫婦が経営している小さな商店でビールを購入しました。
こけしを見ることは残念ながらできなかったので、またの機会にでも。。。
で、夕食!
部屋で温泉たまごを食べてビールを飲んでいたらようやく18時30分!夕食の時間です。夕食は宴会場に間仕切りがあって個々で食べるスタイルです。隣の人の話し声はダイレクトに聞こえて来ます。
部屋食がいいって方にはオススメできません。僕はどっちでもいいので全然問題ありませんでした。
夕食です。贅沢ですね。若干元旦仕様になっているみたいです。
お品書きによると、以下の料理が僕が食べたメニューのようです。
新春喜びの宴御献立
- 食前酒:山楂酒(さんざしゅ)
- 先附:喜の実豆富 柚子味噌 丁代呂木
- 前菜:数の子・つく羽根
田作り、七福神寿なます柚子釜盛、鯛若草焼き、海老旨煮、ふきのとう素揚げ、黒豆・栗福寿の輪、蟹菊花巻、紅白はじかみ 酢取り蓮根 - 造り:海の恵み三種盛り
- 洋皿:鶏献珍家喜
- 家喜物:福島牛寿喜家喜
山水荘オリジナル味噌仕立て、白菜、九条葱、焼豆腐、糸蒟、椎茸 - 鍋物:伊勢海老豆乳スープ煮
ブロッコリー、梅人参 - 煮物:鈴菜葛まんじゅう
- 酢物:鱚昆布〆
- 食事:桜海老釜めし
- 留椀:手まり麸
- 香の物:福島の三五八漬け三種盛り
- 水菓子:ストロベリームース、季節のフルーツ
書いてて疲れた…/(^o^)\
とりあえず、こんな感じの福島を満喫するようなメニューが出てきました。特に福島牛が美味しかったですね。甘くて!
ちなみに、翌日の朝食は大部屋でバイキング形式でした。お正月なので、数の子やお雑煮など、正月料理も数多くあり食べごたえありました◎
最後にまた温泉に入ってチェックアウト
朝食をとったあとは、最後にもう一度温泉に入りました。山水荘には24時間あいている大浴場があるので、いつでも好きな時にお湯に浸かれます。
大浴場には温めの風呂もあるので、滝を見ながらゆっくり入浴したいといった入り方もできます。そんな感じで、あっという間にチェックアウトの時間になってしまいました。
というわけで、2017年の元旦は土湯温泉の山水荘でちょっと贅沢に過ごすことができました。いいスタートがきれたので、今年はいい年になりそうです◎
まとめ(山水荘基本データ)
住所:〒960-2157 福島県福島市土湯温泉町油畑55
電話:024-595-2141
貸し切り露天風呂有り(チェックイン後に要予約、1時間1,000円)
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